６月２７日（火）


　サッカーワールドカップも決勝トーナメントです。
　日本は残念な結果になりましたが、これからの試合も目が離せません。
　そんな中、ラジオでちょっと気になる事を聞いたので、調べてみた。

FIFI Wild Cup（ フィフィ・ワイルドカップ ）


　FIFIワイルドカップ（フィフィ・ワイルドカップ、FIFI Wild Cup）は、国際サッカー連盟(FIFA)
　に加盟していない国または地域の代表として選出された選手で構成されるナショナル
　チームによる国際サッカー大会である。
　多分にFIFAワールドカップのパロディであると推測できるが、未承認国家主体のサッカ
　ー大会の最高峰とも位置付けられ、FIFA非加盟国にとっては数少ないサッカー国際親
　善の場とも言えよう。

　2006年大会は5月29日から6月3日までの日程で、FCザンクトパウリが主催しドイツの
　ハンブルクで行われた。


　フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より転載・・・いいのかなぁ？　→ここ

　名前からして、おふざけの大会と思いきや、大真面目な大会のようです。

　参加国　　ザンクトパウリ共和国（ 主催のFCザンクトパウリ ）
　　 　　　　　ザンジバル
　　　　　 　　ジブラルタル
　　　　 　　　グリーンランド
　　 　　　　　チベット・ガンデンポタン
　　 　　　　　北キプロス・トルコ共和国

　国家として、認められていない国の代表が集まる大会です。
　ちょっと悲しいです。

　ウィキペディアのリンクで〔 サッカーチベット代表 〕を読んでみました。
　その中の一部


　海外遠征
　海外遠征を行なうにはパスポートが必要であるが、国家を失った彼らにそれはない。
　代わりに所持している難民証明書がパスポート代わりであり、インド政府の再入国許
　可を受けなければならない（再入国許可が無ければ、接受国の入国許可も得られな
　い）。　ただし、全員が再入国の許可を受けられるとは限らない。　その場合は、ヨー
　ロッパ等他地域在住のチベット人難民が代表チームに加わることとなる。


　ん～ かなり悲しいです。

　今回の大会の優勝は北キプロスで、ザンクトパウリ共和国（ 主催のFCザンクトパウリ ）は３位決定戦で敗れたそうです。

　スポーツが政治の影響を受けることは、宜しくありませんねぇ
　来年は、トヨタかキリンがスポンサーに付いて、盛り上げちゃったらどうでしょう。
　その時は、コンサドーレも参加していただきたい。

　もう一つ


　2006年6月23日（金）
　難民の日記念フットサル大会…日産と早稲田大学が共催
　日産自動車は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター（WAVOC）と共同で
　「世界難民の日」フットサル大会2006を6月25日、日産スタジアムで開催した。
　今回の大会は、今年2月に締結した日産と早稲田大学の組織的連携に関する覚書
　に基づき、共催イベントに発展させたもの。
　日産は「日産スタジアム」を会場として提供、WAVOCに登録している学生ボランティア
　スタッフが中心となり、大会運営を行なう。
　　～
　　～
　また、会場では、難民問題への理解促進を図るため、後援団体の協力を得て、難民
　に関する情報提供も行なう。


　どこかのニュースページから転載です。しかも一部加工。・・・いいんですか？

　これは、テレビのニュースで見たのですが、ちょっと不思議な感じがしました。
　参加している選手の殆どが、日本国による難民指定を受けていないそうです。

　え～と、どんな感じで日本に来て、どんな感じで滞在している人たちなのでしょう？

　試合中の映像が流れました。
　黄色のリストバンドを付けている人が何人もいます。
　彼らが画面に出るときは、首から下しか映りません。

　黄色のリストバンドを付けている人は、母国から強制送還を受ける可能性や、命を狙われる可能性のある人だそうです。
　なので、写真やビデオの撮影はNGとの事でした。

　んん～、大々的な大会ですよ～
　・・あなたを真剣に狙っている人がいたら、見に来るんじゃ？

　これも、政治の影響を受けているスポーツのニュースでした。