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7月25日(火)
消費者金融は商売として成立しているのか~を考える~ その8
時効を考える~ おまけ2
15年ほど前、市内のある会社が倒産した。同業者でした。
倒産と言っても、法的手続きを取って整理したわけでも破産したわけでもない。
同業者や仕入れ先 その他の債務を踏み倒し、もう会社を維持できないと万歳した。
そのやり方がひどい物だったらしく、当時はちょっとした噂になりました。
現在も何やら仕事をしているようですが、あいつには近づくな・・が、業界の常識になっていた。
金融機関も未だに彼を相手にはしていない。
勿論そうだろう。 信用調査機関の情報が消えたとしても、目に見える彼の信用情報には大きな×が付いている。
市内で彼にお金を貸す金融機関があれば、笑いものになるでしょう。
その、未だ悪名の消えない某社長には息子がいて、真面目によく働く評判の息子です。
親の会社が倒産した後、同業者の会社に何年かお世話になり、その後独立しました。
人柄も仕事も評判がよく、その会社は順調に業績を伸ばしました。
役所の指名にも入り、市内の銀行に当座預金も持つようにもなった。
運転資金も銀行が面倒を見てくれて、なんの心配も無い会社になっていた。
住宅金融公庫を借り住宅も建てた。
ところが、国民金融公庫だけは違っていた。
彼にはお金を貸しません。
小さな会社を経営する者としては、国民金融公庫とは付き合っておきたい。
今、資金が必要でなくても、今後のために、借りて返した実績を付けておきたい。
枠がほしいのです。
何年間か続けて、借り入れ申し込みをしたが、審査が通らないので理由を尋ねたそうです。 正式な回答は無かったが、窓口の人が「○○さんの息子だから」と言って上を指さしたそうです。
業績のいい会社なので、窓口の担当者で断られることは無いでしょう。
上に審査を上げても通らないと言うことでしょう。
彼の信用調査情報が汚れているわけは無く、そこに父親の情報が載っているでもありません。
彼の父親が金融公庫に対して、どれほどの事をしたのか分かりません。
が、父親の情報は公庫の支店に残り、その息子にまで影響した。・・そんな話しでした。
消費者金融は商売として成立しているのか~を考える~ その8
時効を考える~ おまけ2
15年ほど前、市内のある会社が倒産した。同業者でした。
倒産と言っても、法的手続きを取って整理したわけでも破産したわけでもない。
同業者や仕入れ先 その他の債務を踏み倒し、もう会社を維持できないと万歳した。
そのやり方がひどい物だったらしく、当時はちょっとした噂になりました。
現在も何やら仕事をしているようですが、あいつには近づくな・・が、業界の常識になっていた。
金融機関も未だに彼を相手にはしていない。
勿論そうだろう。 信用調査機関の情報が消えたとしても、目に見える彼の信用情報には大きな×が付いている。
市内で彼にお金を貸す金融機関があれば、笑いものになるでしょう。
その、未だ悪名の消えない某社長には息子がいて、真面目によく働く評判の息子です。
親の会社が倒産した後、同業者の会社に何年かお世話になり、その後独立しました。
人柄も仕事も評判がよく、その会社は順調に業績を伸ばしました。
役所の指名にも入り、市内の銀行に当座預金も持つようにもなった。
運転資金も銀行が面倒を見てくれて、なんの心配も無い会社になっていた。
住宅金融公庫を借り住宅も建てた。
ところが、国民金融公庫だけは違っていた。
彼にはお金を貸しません。
小さな会社を経営する者としては、国民金融公庫とは付き合っておきたい。
今、資金が必要でなくても、今後のために、借りて返した実績を付けておきたい。
枠がほしいのです。
何年間か続けて、借り入れ申し込みをしたが、審査が通らないので理由を尋ねたそうです。 正式な回答は無かったが、窓口の人が「○○さんの息子だから」と言って上を指さしたそうです。
業績のいい会社なので、窓口の担当者で断られることは無いでしょう。
上に審査を上げても通らないと言うことでしょう。
彼の信用調査情報が汚れているわけは無く、そこに父親の情報が載っているでもありません。
彼の父親が金融公庫に対して、どれほどの事をしたのか分かりません。
が、父親の情報は公庫の支店に残り、その息子にまで影響した。・・そんな話しでした。
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