１２月１２日（火）

　会社の事～その３　１９８３結婚

　会社と結婚 ・ ・ ・ 関係のなさそうですが ・ ・ そうでも無い。

　同級生のお姉さんが、ダンナが勤めた会社で事務員をやっていた。
　多分それが知り合うきっかけだった。
　翌年、交際１年ちょいで、スピード結婚。　同年スピード出産となる。
　
　会社と関係のある事件は、披露宴の事でした。
　会社の関係で、ダンナも私も知らない人が沢山来るのは、まあ良しとして
　問題は仲人さんです。

　当時の社長が勝手に決めてしまった仲人さんは、取引のあった病院の院長でした。
　院長は会社が関わる仕事で、病院が発注する仕事をすべてまわしてくれる、大のお得意さんでした。
　
　当時、院長の奥さんは二人の息子と東京に住んでいました。
　二人とも医者の卵で、学校に行っていたのかも知れません。
　　
　当然 披露宴には帰ってくる物と思っていました。

　披露宴の２週間前くらいだったでしょうか、ダンナから報告を受けます。
　ダンナ ： 院長の奥さんは帰って来られないって。
　　私　　： どうするの？
　ダンナ ： 愛人さんが代役だって。

　

　何故ですか～？。
　愛人さんは、院長のお金で手広く商売をしているやり手でした。
　愛人さんの会社からも仕事を貰っていたのです。
　こちらもお得意さんでした。
　妻の真似事が出来る愛人さんは、大張り切りだそうです。

　しゃー無いか。　仲人なんてどうでもいいか。
　あきらめる事にしました。 ・ ・ ・ が、親には言えずにいました。
　頑固親父ですから、一波乱有りです。 ・ ・ ・頭痛～

　披露宴で着る衣装合わせの時でした。
　市内の大きな美容院で、衣装までやっている所です。
　
　そこで、美容院の女社長に仲人の事を聞かれました。
　私は正直に話しました。
　笑い話のつもりだったのに ・ ・ ・ 泣いてしまいました。
　柄にもなく。

　すると。

　「 愛人？！　そんなバカな話しがあるか～！ 」
　女社長が怒り出しました。　そのまま病院に乗り込んで行ってしまいました。

　女社長と院長は知り合いで、二人がどの様に話したかは分かりません。 が、女社長と院長が仲人をやる事が、その日の内に決まりました。
　え～と、訳が分かりません。
　でも嬉しかったですねぇ ・ ・ ・ その仲人も変ですけどねぇ
　めでたし、めでたし

　嬉しかった事　あと二つ
　仲人が女社長になったので、新作衣装おろしたてを３着 着せて貰った。
　愛人さんがダンナに仲人を出来なくなったと詫びの電話をくれて、代わりにと新婚旅行をプレゼントしてくれた。
　もっと、めでたし、めでたし。

　え～と、この話は会社の事～でよかったのかぁ？

　会社の事～その４に続く