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お金が無いから返せません カードローンとの戦わない戦い
借金と戦う主婦・・・実はそれほど戦っていない。あきれるほど戦っていない。
回転寿司が停電
1月7日(土)

 高校生の息子は回転寿司のお店でバイトをしている。
 冬は毎回10時頃に車で迎えに行く。

 ところが今日は8時に電話が来て、迎えを頼むと言う。

 理由を尋ねると停電で営業が出来ないので帰るとのこと。
 家の方の状況をきかれたが、自宅も周りもそんな様子はない。

 迎えに車を走らせている途中。
 「 停電ねぇ、回転しない回転寿司?むふふふ、これは面白い」などと考えながら向かった。

 バイト先に近づくとかなり手前の交差点から向こう側が、異様な感じがした。
 全部の建物の窓が黒い・・・と言うか・・・いつもの夜の景色と違う感じ。
 ああ、そうだ、停電ってこんな感じだった。

 車に乗った息子は少し興奮気味だった。

 北電に連絡したが通じなかったこと、お客さんに謝って帰ってもらったこと、セキュリティ装置も効かないので、警備会社に連絡したこと、そんなことをずーっと話していた。

 君は店長じゃないんだから、そんなに責任を背負い込まなくても良いのでは?
 と思ったが、「大変だったね」と上手に言えた。母親のように・・・・母親なんだけど。

 私が子供の時は、よく停電になった。
 「外を見て」  母親に言われ外を見る。

 よその家も暗かったら停電。 自分の家だけだったらブレーカー(当時はヒューズだったかも)

 ろうそくは、茶箪笥の真ん中の3段ある小さな引き出しの一番上。

 カーテンを少し開けて覗いた暗いご近所はやはり今日の町のように、薄気味悪かった。

 今日の停電は昔の物とは違うんだろう。
 町の一角だけ暗くなっていたそれは、交通事故か、雪の事故だったのだろう。

 多分、息子は初めての体験をした。
 私は、ろうそくの明かりを点けた茶の間を思い出した。
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